アート=生きること

アート活動を始めた16年前から一貫して、ステートメントにも書いていますが、

私は「アート=生きること」と定義しています。

 

何らかの造形行為をするのはもちろんアートですが、

造形行為だけでなく、人間という形態で存在していること、ありのままで存在していること、

人間という形態で人生をクリエイトしていること、これらも含めて「アートと捉えています。

 

人間として生きていること、これすなわちアートだと考えています。

人間や、すべての人の人生を肯定したい。

だから私のアートは、人生で起こってくること、遭遇するできごと、考えられること全般を取り扱っています。

 

ただ、余りにもアートの定義が広くなってしまうので、便宜的に、造形行為をアート活動と説明することもありますが、

私が考える「アート」は、基本的にはもっと広大で、深いものなのです。